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「東京カレンダー」(株)アクセスパブリッシング/2005年3月号 記事抜粋 特集/静謐の青い海と対峙する半露天

「東京カレンダー」2005年3月号記事、写真共原本のままに使わさせていただきました。
これからも皆様にお喜び頂けますよう一生懸命頑張ります。 望水社員一同

撮影の模様はこちらからご覧頂けます!
「東京カレンダー」2005年3月号 Making

冬を望む温泉癒しの定理

 海に浮かんでいるよう………。 ロビーに足を踏み入れた瞬間、思わず声を上げてしまう蒼い景観が、眼前に広がっていた。ここ「望水」では、空と海がひとつに溶け合うかのような劇的な眺望を、一日中欲しいままにできる。無数の光点が跳ねる陽光の海から、月明かりが銀色の道を水面 に描き出す漆黒の海まで……。特に日の出の時刻。水平線にたなびく雲の影が徐々に白みはじめ、やがて太陽が静かに姿を現す。走り過ぎていく時間にせわしなさを感じることはあっても、その移ろいをこれほど美しい静寂の中で、安らぎとして感じることがあっただろうか?何ものにも煩わされることなくこの眺望と対峙するなら、4タイプある貸切露天風呂の"プライベートガゼボ"へ。なかでもリビングのような湯上がり処を備えた「波まくら」と「日のなごり」は、密度の高い、まさに究極のプライベートなリゾート空間だ。湯上がりの火照った体をデザイナーズチェアに沈め、移ろいゆく海と空の景観を眺めれば、心の奥底に、清らかな何かが波紋のように広がる。それを慰籍と名付けても、間違いではない。

 
波間に漂うような浮遊感に包まれるラウンジ「波の舞」。朝には日の出を迎えながらのモーニングコーヒー。夜はキャンドルが幻想的に灯る中、シャンパンのサービスがある   相模湾にせり出すように建つ建物。眼前に大島、晴れた日には遠く房総半島も望める

内装デザインは松葉啓氏の手になるもの
ガゼボはチェックイン時の予約になっている
1組50分の利用可

アンティーク調の意匠でまとめられた爽快なガゼボ「日のなごり」。
湯上がりには、冷えたレモン水で喉を潤して

全室がオーシャンビュー。
窓辺の広縁もゆとりある造り
ヒバ材を使用した和モダンスタイルの
ガゼボ「波まくら」

熱々の石の上で焼き上げる「霜降和牛の石焼きステーキ」 香り高い地海苔で包んだ「アワビの磯香焼」。海辺の宿ならではの、磯の香のご馳走 新鮮な魚介類のお造りには、天城産葉付きマヅマワサビが添えられて。素材の良さを最大限に引き出した料理が並ぶ