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「STORY」光文社/2005年11月号 記事抜粋 特集/女友達と行く温泉宿

「STORY」2005年11月号記事、写真共原本のままに使わさせていただきました。
これからも皆様にお喜び頂けますよう一生懸命頑張ります。 望水社員一同

撮影の模様はこちらからご覧頂けます!
「STORY」2005年11月号 Making

女友達と行く温泉宿

 東伊豆の断崖に立つこの宿は、目前の海までギリギリせりだした、全面 ガラス張りのラウンジで有名なところ。さてこちら、最近ガゼボやスパを新設し話題に。それは、研究熱心な若旦那が経験した集大成。まず、「広いプライベートスペースで、ゆっくりとした時間を楽しんでもらいたい」と、露天風呂付きのプライベート・ガゼボを4つ用意。目の前は、もちろん海。この贅沢な空間を、どの客も必ず50分は使えるように配慮しているのも嬉しい。さらに欲張りをしたければ有料で、一日3組限定で110分のロングステイも可能。ヴーヴ・クリコのピッコロボトルも付き、よりラグジュアリーなひと時が過ごせます。さらに、至福を味わうなら、スパ「GECCA」へ。月の神秘的な力を取り入れた、オリジナルのホリスティックなマッサージが、極上の夢うつつな時へと誘ってくれます。さて、これに地元の海の幸で、「口福」も味わえば大満足の1泊2日に。そして、翌朝頑張って早起きをし、目の前の海からご来光の恵みを受ければ、それは忘れがたい思い出に。

貸し切りのプライベート・ガゼボは4つ。そのうち、2つはリビングがあり、もう2つにはサウナが。このいずれかを、一客室ずつ平等に50分使える。使用の希望時間は、到着時に入れる。チェック・イン後にまず疲れを癒やしたいなら午後の時間帯。薄暮の美しい海を眺めたいなら、夕刻に。満月の夜なら"ムーンロード"が満喫できるし、感動の"日の出"湯も外しがたい。

和風モダンな空間の、プライベート・ガゼボ。写 真は「波まくら」。こちらのリビングの椅子はスタイリッシュなコルビュジェ。ミネラルウォーターと黒豆茶も用意。

 
北川は、月が美しい。これに着目し月のパワーを研究、オリジナルのムーンセラピーを開発。上大・どの施術も、まずは月の光を吸収した浜石でチャクラバランスを整える。セラピストの癒やしの手とのWパワーで、深いリラクゼーションへと誘われる。左下・どのコースも必ずフットバスが付き、丁寧に足を洗ってくれる。右下・宿泊プランによっては、夕食にバーニャカウダーが付く。ボディ・トリートメント(90分¥18,375)。他メニューあり。

宿の目の前には北川漁港が。そこで毎朝揚がる魚介を主役に、地元育ちの旨いものを知り尽くした稲葉調理長が腕を振るう。上・肝ソースで和えた「鮑の礒香り焼き」はオプション料理(¥2,100)。
左下・本日のお刺身の盛り込みは、アカハタ、伊勢海老、さざえ、金目鯛、など。天城山葵とともに。
右下・熱々の石で鮑、車海老などを焼く。予約時に頼めば和牛に変更、また追加(有料)も可能。

全客室、オーシャンフロント。写 真は12畳、6畳とリビングが付いたスイート。8人まで宿泊可能。全部で4タイプある。

泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉。効能は冷え性やリウマチなど。塩分が多く、半身浴などで長湯すると湯あたりすることもあるので、ご注意。「美肌」効果 も高いと評判。 ラウンジでは19時?23時までグラスでシャンパンをサービス。湯上がりに飲むとまた格別 なので、ぜひ利用したい。また朝は、日の出を楽しむ人のために、日の出から朝8時までコーヒーなどが用意。



夕食で残った魚のアラや、伊勢海老の頭、貝類を入れた味噌汁!熱した石を目の前で入れるので、熱々が頂ける。ほかに自家製汲み上げ豆腐、釜揚げしらす、地のりなど。干物は6種から選択できる。
大浴場の湯上がり処では、午後の3時から6時までは「ところてん」、朝7時?10時までは「採れたて野菜の活け造り」が無料サービス。野菜は伊豆味噌か天然塩で、がぶりと!

伊豆ならやはり干物をお土産にしたい。売店前では朝の7時に小さな朝市を開き、干物やところてん、地のりなどの土産ものが並ぶ。干物は鰺、えぼ鯛、金目鯛、かさご、いかが揃う。